【摩周湖】湖上を流れるふたご座流星群

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毎年12月になると楽しみになるのが、ふたご座流星群です。3大流星群の中でもこのエリアでは一番流れ星が流れている様子を見ることができます。夏にくるペルセウス座流星群も流れているはずですが、霧の摩周湖になってしまうため、2010年以降、摩周湖で流星群のピークをまだ見たことがありません。

それに比べると、ふたご座流星群は冬なので、摩周湖が霧に包まれてしまう可能性はとても低くなります。また、ピーク前後の日でも流れ星が流れているので、月明かりの少ない日や天気の良さそうな日を選択することができるため、比較的観察しやすくなります。

12月の摩周湖では夕方過ぎには、ふたご座が東の地平線から昇ってきます。3つある摩周の展望台でも第1展望台しか冬季閉鎖のためアクセスできないので、東の方角に湖とふたご座が重なり、流れ星が湖上空で見られる可能性が高いのもいいポイントです。

星が流れる様子を観賞することができるということは、放射冷却でとても寒いということでもあります。ふたご座流星群を見る時はマイナスの気温であることを覚悟の上、充分に暖かい格好をして夜空を見上げたいですよね。

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