屈斜路湖では、ここ数日の寒さで再び広範囲に氷が張りましたが、はらりと降った雪が乗って雪原となっていました。ただ、普段はたくさん人がいるので全然立ち寄ることのない砂湯なのですが、何となく今日は立ち寄ってみると、始めは普通の景色だったのですが、強風が吹いていたために、湖面の氷が少しずつ動き始めました。そのうちどんどんと氷が音を立てながら湖畔の砂浜に打ち上げられていきます。温泉で氷が解けている場所が狭まっていき、ハクチョウたちは大慌てです。氷が動いた際にたまたま縦に伸びるようにできた大きな氷のヒビに集まっていき、氷と氷に挟まれた状態で湖面に浮かんでいるものの、氷面はさらに湖畔に打ち寄せられていき、最後は居場所を無くしたハクチョウたちは飛び去っていきました。さすがに氷も全体が壊れることはなかったものの、一晩中風は強い予報なので、明日にはまた湖面の氷は壊されてしまうかもしれませんね。
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