【フリートーク】広報の裏表紙を1年間書き終えて

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1年ほど前に、広報の裏表紙を書かせていただくなかなか無いチャンスをいただいてから、1年がたちました。ちょうど阿寒国立公園から阿寒摩周国立公園へと名称変更されるということで、摩周湖に特化して写真と一緒に文章を書いてほしいということでした。いつも入稿するのに時間がかかってしまい迷惑ばかりかけてしまいましたが、何とか書き終えることができました。今回はそれらを振り返ってみようかと思います。

12回の連載だったので、初めからトピックを決め打ちしてもよかったのですが、様々なトピックがある中で、その時一番紹介したいなぁと思えることをいつもぎりぎりで記事として書かせていただきました。こうやって12回分の写真をまとめてみても、摩周だと分かって朝から晩まで変化に富んだものになったかなぁ。

以前から年間を通して写真を撮影していたつもりだったので、大丈夫でしょうと高をくくっていたら、正直に一番焦ったのは最後の12月でした。第3展望台や裏摩周展望台が冬季閉鎖されてしまい、例年まだ雪もあまり多くない12月はなかなか摩周を訪れておらず、この昼間の摩周湖と星空の写真しか見つけることができませんでした。

まだまだだなぁと思いつつも、2017年もまだ摩周湖へ撮影をしに出向いていないので、今度は摩周湖へ行く計画を立てないといけないですね。冬至前後の12月は1日がとても短いので、時間を有効に活用しないと、過ぎていく時間がとても早いので、注意しないと・・。

最後に、肝心の記事の効果のほどはどうだったのか、気になるところですが、どうだったんでしょうか。正直に、自分の文章は基本的に写真を撮影した際に感じたことが中心になっており、そのために得た情報なども交えていますが、知的好奇心をくすぐるような情報量ではありません。ただ、写真を交えて見てくれたことで、少しでも摩周湖へ足を向けてくれた人がいて、自分だけの景色を見つけてくれていたら、これほどうれしいことはありません。

自分も、まだまだ見てみたい状況やバリエーションがたくさんあります。稀な自然現象に遭遇にするには運もあるので、まぁ焦ることなく気長に見続けていくことが大切なのかなぁとも思っています。阿寒摩周国立公園にも無事に名称変更されましたし、機会があったらぜひ摩周湖を訪れてみるといいのではないでしょうか。

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