薄っすらと凍る摩周湖と映りこむ太陽
摩周湖は全面結氷する年としない年があります。全面結氷する年は氷が解けてなくなるのを待つだけなのですが、全面結氷しない年の晩冬では、気温が低くなる早朝に薄っすらと氷が張ることがあります。
また、春はベールを被っているような薄い雲がかかることがあります。巻層雲と呼ばれるこの雲は霞のように空全体を覆います。すると、現れる可能性があるのが、日がさです。雲が薄いとかさは鮮明に見られます。
無時風や薄い氷が張った摩周湖では、展望台の対岸から太陽が昇ってきたばかりの時にかさがかかると、湖に太陽が映りこむだけではなく、ひがさをも映し込み、普段とは違う景色が目の前に広がります。
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