【自然散策のススメ】目的意識なく訪れて、自分がいいなと思えるものを探すこと

過去掲載

道東の観光資源のほとんどが自然です。観光雑誌やウェブマガジンなどでは、イメージ画像としてきれいな美しい瞬間が掲載され、それらを目指して訪れるのが普通だと思います。しかし、観光資源が自然のため、歴史的建造物や博物館、テーマパークと違い、いつも同じ景色を見せてくれるわけではなく、観光として訪れた際に、その美しい瞬間に立ち会えることができるかどうかは、まさに運です。

私自身、美しい瞬間をイメージ画像として掲載することで、行ってみたいなと思ってもらえなければ、仕事がないのも理解しているので、とても難しいと思っています。もし、美しい瞬間や景色を見てみたいと思ったら、何日、何回にも渡って訪問しなければならないことを覚悟しなければなりません。

もちろん、この天候ならこんな景色が見られるだろうから、ここに今、行こう!と思って訪問することもあります。しかし、イメージした景色が見られないと、ショックが大きいので、最近では、今日はこの辺りがいいかなと、ざっくりとした場所を決めたら、後は行き当たりばったりで、その瞬間に出会うことができた景色の中から、自分がいいな!と思えるものを探すようにしています。

そうすることで、マクロからミクロまで四季の移り変わりや天候の変化など、そのものを楽しめるようになってくるのではないかと思っていますが、それも日頃から自然を見ているから感じられることでもあります。身近な公園やグラウンドなどでも自然は息づいています。お散歩という行為だけではなく、少し周囲を見渡しながら、自分がいいな!と思えるものを探せる力を身につけたら、また違った景色が見えてくるかもしれません。

コメント

  1. […] 【自然散策のススメ】目的意識なく訪れて、自分がいいなと思えるものを探すこと道東の観光資源のほとんどが自然です。観光雑誌やウェブマガジンなどでは、イメージ画像としてきれ […]