【阿寒摩周国立公園】展望地:神の子池

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1934年に阿寒国立公園が誕生してから84年経った2017年。阿寒国立公園は阿寒摩周国立公園へと名称が変更されました。その際に、近隣の自然環境の中で近年訪問者が増えてきているにも関わらず国立公園に指定されていなかった神の子池が含まれるように国立公園の指定地が拡張されました。そんな神の子池の様子を今回はご紹介したいと思います。

神の子池は清里町と中標津町を結ぶ道道1115号線沿いで神の子池の看板を目印に曲がり林道へと入っていきます。

およそ3キロほど林道を車で走っていくと、駐車スペースが見えてきます。林道は車がぎりぎり交差できる幅なので、安全運転を心がけましょう。

駐車スペースに車を停めると、木道の入口や神の子池についての看板がすぐそばにあります。

歩き始めるとすぐに神の子池から流れ出ている川が見えてきます。川を渡るとその先に神の子池が見えてきます。

美しいイメージ画像がパンフレットなどで使用されているので、もっと大きな池なのではと勝手に想像を膨らませてしまっていたので、初めて来た時は正直に、小さい…と思った記憶があります。あまりイメージに頼りすぎないほうがいいですよ。

この小さな神の子池は1周歩いて回ることができるので、違った角度から池を楽しむことができます。

立ち止まって鑑賞しながら歩いても10分もかからないのではないでしょうか。周囲はトドマツ林なので、森林浴を楽しみながらゆっくりと景色を眺めるのがいいと思います。

そして神の子池のおススメ訪問時間は晴れた日のお昼前後です。それは、太陽の光が神の子池に差し込んでいる時が最もきれいだからです。上は光が差し込み始めたばかりの10時30分頃に訪れた時の写真になります。

神の子池は水辺のため、7月の中旬ごろから8月の中旬ごろまでの夏真っ盛りの気温が高い日に訪れるとアブが大量に飛び回っています。虫よけを持っていけばいいというレベルではない時もありますので、注意が必要です。

また、林道は除雪されていないため、積雪があると通行できなくなります。4月の雪解け時期や12月の初雪時はご注意ください。

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