2月上旬に強力な寒波がやってきて、マイナス30度をたたき出すという日もありました。そもそも、地域によって樹液が出始める時期も違うでしょうし、終わるタイミングも違うでしょうから、初年度は出ている期間や期間中に撮れるシロップの量などを確認していこうと思っています。
まずは、穴を空けた後に取り付ける樹液をためるための道具の準備です。カナダでは大きく展開しているファームではチューブを張り巡らせてタンクにためていくようですが、そんなことは景観的にもしたくないですし、そもそも本数がそんなにないためできないです。専用のタップを取り付けてバケツをぶら下げている画像も見ましたが、専用のタップがホームセンターで販売されているわけもありません。
なので、まずは、手作りでチューブとボトルの準備です。ホームセンターで販売されていた細めのチューブ外径9ミリと、そのチューブの太さに合うドリルを購入してきました。チューブの先には2リットルの飲料水の空のボトルのキャップに穴を空けてチューブを通して雪や雨が入ってこないようにビニールテープで止めて出来上がり。
まだ出てこないだろうと寒さが続く2月21日に1本だけ穴を空けてボトルをセットしておきました。そもそもどの向きでどの高さでどの深さ、どんな穴の大きさで穴を空けていいのか全く分からないため、まずは適当にやってみます。後は、出始めているかどうかを朝晩毎日確認していきます。
適した場所に開けられていれば、もう少し早く出てきたかもしれないですが、寒さが緩み始め暖かな日が差し込んできた27日。セットしていた木から、ついに少しだけ樹液が出始めてきました。
そしてついに、シロップづくりが始まっていきます。
つ づ く
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