【残したい自然探訪】弟子屈町の天然記念物:マリゴケ

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隣町にある阿寒湖ではマリモが国の天然記念物にも指定され、球状の藻として全国的に有名ですが、弟子屈町では、町の天然記念物として、マリゴケが指定されています。形こそ似ているものの、マリモとは似て非なるマリゴケは屈斜路湖畔の一部で見ることができます。

マリゴケは茶色

阿寒湖のマリモは生きていて、光合成をしているので緑色ですが、マリゴケの色は茶色をしています。夏の屈斜路湖にあったコケがちぎれて丸くなったものなので、マリゴケは生きて丸くなったわけではなく、枯れたコケが集まって丸くなったものになります。見た目が馬糞にも見えることから、馬糞マリモと呼んでいる人もいます。

コロコロと転がって丸くなる

水底で波の運動によってコロコロと転がるうちに丸くなっていき、浜辺に打ち寄せられます。そのため、夏のコケの成長度合いや風向き、風の強さ、波の立ち方によっても枯れたコケが打ち上げられる場所や量が異なり、枯れたコケが丸くならずに、そのまま浜辺に打ち上げられている時もあります。

屈斜路湖畔は岩や小石が敷き詰められていたり、湖畔ギリギリまで森が自生しているため、砂浜は多くありません。和琴半島でもマリゴケは見られたようですが、現在は護岸されてしまい、まったく見ることができません。

現在は湖畔の林道を入っていった先の砂浜でしか見られません。

最後に

屈斜路湖畔でも一部の砂浜でしか見ることができず、あまり知られていないマリゴケですが、弟子屈町の天然記念物として指定されています。見た目は確かに茶色で大量に打ち寄せられているときは、これがそうなのか。と思える形をしていますが、マリゴケが見られる湖は多くありません。観光名所ではない場所なので、いつかそんなマリゴケを見るために屈斜路湖を訪れてみてもいいのかもしれません。

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