販売するのであれば、瓶に貼るための表と裏のラベルを作成していかなければなりません。表に必要かなと思うのは、商品の名前とキャッチコピー、採取時期に合わせた呼び名、ロゴを考えていきます。
まずは商品名。色々な案がありましたが、自分たちの中で一番しっくりきたのは、「春の雫」でした。春という季節限定での製造なので、「春」という文字を。樹液を木から採取するときも、煮詰めた後にこすときも、瓶に詰めるときも、製造工程すべてで雫が見られるので「雫」という文字を。「の」をタイトルに入れるのは呼びづらいので、商品名につけることは普通しないのですが、春と雫を合わせるためにも、また自家製感を出すためにもあえて入れてみた結果、「春の雫」となりました。
そしてキャッチコピーですが、始めは弟子屈産自家製メープルシロップ100%にしていたのですが、樹液を採取している場所や観光地として名前が通っている屈斜路のほうがいいのではないかという意見が多かったため「屈斜路産自家製メープルシロップ100%」としました。
採取時期に合わせて別々に瓶詰めしていくので、採取時期が分かるための呼び名を考えなければなりません。カナダではゴールデン、アンバー、ダーク、ベリーダークと色による呼び名がついているようです。ここでは、そもそも4つに分けるのかも含めて、まだ決定していないですし、採取時期が分かるほうが分かりやすいのではないかと思ったので、商品名である春の雫の雫に合わせて、「1st DROP」「2nd DROP」と順番をつけていき、最後を「FINAL DROP」とすることにしました。
最後にロゴですが、パッと見ただけではイタヤカエデの葉が見えるようにして、そこに、屈斜路湖や雫、採取されている位置が説明されれば、そうなの?って思えるようなロゴを素人デザインしました。
ビンの形によって、ラベルの形は変わってしまいますが、レイアウトを変えればいいので、まずは決めたことを試しにプリントシールで印刷してその形にはさみで切ってビンに貼ってみました。
ここまでくるとだいぶ商品みたいになってきました。
つ づ く
コメント