【自然散策のススメ】出会うことができた環境の背景を知ること

様々なものに意識を向けながら、自然の中で過ごす時間が多くなってくると、少しずつ感じられることが多くなり、気づけることが多くなっていきます。すると、今まではただ歩いていただけ、登っていただけ、漕いでいただけなどの景色の中で、自然と様々なことに好奇心が湧いてくるようになってくるのではないでしょうか。そう思えるようになってきたら次は、目の前に出会うことができた環境の背景を、少しでも知りたいという好奇心を持つことが大切なのではないかと思っています。

なぜなら、いつも痛切に実感することは、知らないことで、何が希少なのかを見極めることができないからです。毎回、無知な自分が悔しいのですよね。逆に言えば、それらを積み重ねていくことで、自らの感性や知識、知恵を深めていくきっかけになり続けていきます。

知らないからこそ、足元の希少な動植物を傷つけてしまったこともあれば、貴重だったシャッタータンスを逃してしまったこともあるし、すぐそこにあったのにも関わらず気づくことすらできなかったこともあります。

あまり見ない鳥を見て、あれは何だったのだろう、と帰宅後に調べてみたら観察難易度が高かったりすると、もっとじっくり観察しておけばよかったと後悔したら、それが新たな知識となっていきます。こういう気象条件だとサンピラーや虹などの現象が見られる可能性が高いとか、今年の気候はこうだからこの時期に新緑や紅葉などの木々の移り変わりを見逃さないようにしようなど、全ては実感や経験を経ることで、自身の知識となっていきます。

そして、それらは自らの足で歩き回らなければ、自分から知りたいと思えなければ、心身に沁みついていかないということです。ヒトの興味は人それぞれです。きっとこれは自然環境に関することだけではなく、あらゆるジャンルにおいても同じことが言えると思います。だからこそ、日ごろから目の前に出会うことができた環境の背景を知ろうとすることは大切なことなのではないかと、そう思うのです。

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