普段の生活の中で、街の中にいても気になる自然現象は天気なのではないでしょうか。天気予報は毎日テレビで流れてきます。傘を持っていこうか、歩いて出かけようか、どこに行こうか、とか天気予報を見て判断していきます。天気予報を見て、こんな天気の中で自然の景色はどう変わっていくのかをイメージできるようになってくると、出掛けるのが楽しくなってきます。
例えば、登山をするとき。
山の麓から見上げると傘がかかっていると、登っても霧で何も景色が見られないと思います。でも摩周屈斜路エリアでは、昼間の天気予報が晴れで、朝、山に霧雲がかかっているときは、必ずと言っていいほど晴れます。それが分かっていれば、迷わず登り始めることができます。
例えば、夕焼けを見に行くとき。
秋の昼間の暑い日に雲が湧き立ったけれど、雲間が多くある夕方、急に気温が下がってくるときは夕焼けになる可能性が高くなります。
昼間の空の様子と天気予報をにらめっこして、焼けそうな時は、屈斜路湖畔にたたずんでいると、夕焼けを見られる時があります。
例えば、多少雲がかかっているとき。
もちろん、晴天の時の青空の下で見るお花もきれいですが、しっとりとしたお花の表情を見られるのが、曇りの時やしとしとと霧雨みたいな雨が降っている時だと思っています。上空では、日傘が見られるチャンスでもあり、雲っているからこそ見られる景色もあります。
最後に
きっとまだまだ天気からイメージできる景色ってたくさんあると思います。そのイメージを自分の中で思い描けるようになるには、とにかく自分の足で歩き回って、こんな天気の時、ここはこうなるんだ!と常に新鮮な目で見て回ることがとても大切です。自分のイメージしていた通りの景色が目の前に広がると、とてもうれしくなります。
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