【11月の見どころ】キムントーの結氷

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11月に入ると、早朝の気温はマイナスになることが多くなり、日中も寒い日が多くなります。始めは周辺の水たまりが凍り始めます。水たまりのような量の水なら一晩で凍りますが、大きな水たまりのような沼は一晩で全面が凍るわけではなく、凍っては融けて、融けきる前にまた凍ってを少しずつ繰り返しながら、表面が凍る範囲を広げていきます。

摩周屈斜路エリアにある沼といえば、キムントーですが、11月の月末に向かって少しずつ凍っていきます。11月に入ると、雪が降ることもあり、透明な氷を見られることもあれば、雪交じりの氷になることあります。ただし、湯沼とも呼ばれている場所で、至るところで温泉が湧き出しているため、沼の岸はとても氷が薄いので、氷に乗るなどの行為はしないほうがいいでしょう。

ただし、沼が凍っていくということは、アクセスするまでの林道も凍っていたり、雪が積もっている場合もあります。ヒグマもまだ冬眠前の時期ですので、これ以上先には進めないと思ったら、すぐに引き返すつもりで、訪問してください。

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