エゾシカは角が生えているのがオス、角が生えていないのがメスです。オスジカの角は毎年、冬が終わると自然と抜け落ち、角はひと夏かけてまた大きくなっていきます。
立派な角になると、四つ又まで分かれていきます。年を重ねるごとに1又ずつ分かれていくので、又が分かれていない小さい角しか生えていないのは、1歳のシカということになります。四つ又以上になると、年は分からなくなるので、あくまで目安ですが、パッと見て年が分かると少しうれしくなります。
ただ、じっくりと観察させてもらえる時もありますが、メスよりもオスの方が臆病なのか、なかなか警戒を解いてくれないか、すぐに逃げて行ってしまいます。
雪解けも終わり、春が本格的に始まると、角は生え変わっていきます。この角を見られるのも後少しです。
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