昨日の午後に降った雨が大地に水分を蓄え、夕方から一気に晴れてきたおかげで、放射冷却で気温が下がり、昨晩からすでに硫黄山周辺では霧がもくもくと発生していました。昨晩から明日の朝は屈斜路カルデラは雲海だなぁと思っていたら、風がとても弱かったのでしょう。摩周湖にも薄い雲海がかかっていました。
屈斜路カルデラの雲海は今年に入ってからすでに発生していましたが、たぶん、摩周湖にかかるのは今年初だったのではないかと思います。この時期になると、この雲海景色がとても楽しみになってきますよね。
釧路から流れてくる分厚い霧と違って、放射霧が薄っすらと湖面に広がり、太陽が薄い霧を透き通って湖面に映りこんでいました。今朝は気温も低かったので、氷も浮かんでいて。周囲では、ウグイスが鳴いています。この静かな感じがとてもよかったです。
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