【メープル物語】はじまり

メープル物語 - Maple story -

地域での暮らし方や、森づくりの一環、町おこしの活動など、日本国内で様々な取り組みが行われていますが、その一つにカエデの樹液を採取してメープルシロップが製造販売するという活動が出てくるようになりました。しかし、ネット発信されている情報を見ている限り、もともと国内ではメープルシロップを食す文化が無く、また、樹液を採取できるようになる木を生育させるためのスパンが長すぎるなど、まだまだどの地域も試行錯誤を繰り返している真っただ中にある活動なのではないかと感じています。

別にメープルシロップがすごい好きで好きで仕方がない!というわけでもなかったのですが、北海道に移住して3年ほどたったころ、カエデの木からメープルシロップが作れるんだ!ということを知ってから、なんとなくいつかメープルシロップを製造して自分の商売にしたいという想いが生まれてきました。しかし、何とかしてやりたいんだ!と思って行動したこともあったのですが、まだ、そういう巡り合わせではなかったのでしょう。想いだけは持ちつつも、なかなか実行できるまでには至らず、数年が過ぎていきました。

そして2019年。

もう本当に巡り合わせとしか思えません。一緒にいてくれるパートナーのお陰で、ある程度成長した数本のカエデの木と共にメープルシロップの商品開発をするという機会がついにやってきました。

今まで何となく樹液を採取して小さい瓶1本くらいを自分のためにつくるということはしていましたが、販売できる物を作るなんてやったことがありません。すべてにおいて試行錯誤となる1年目がついに始まるのでした。

つ づ く

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