【木】どっしりと根を下ろして

日記 - Diary -

和琴半島を見守る カツラ

和琴半島の散策路でひと際目立つ大きな木がカツラの木です。萌芽更新で次世代が育っていくため、根本から何本もの木が大きくなっていきます。まるで、巨木がそびえているようにも見えます。

10月のどこかで黄葉のピークを迎えますが、9月に入ると早くに色づき始める葉もあり、どっしりと構える根本に黄色の落ち葉がまだら模様を作り出してくれます。

この頃からカツラの黄葉した葉や枯れ葉から香りは発して、カツラの木を中心に甘い香りが漂い始めます。秋の森の中を歩いているときに、甘い香りが漂ってきたら、カツラの木が近くにあるなとすぐに分かるほどです。

散策路沿いだけではなく、半島にはいくつものカツラの木が自生しています。カツラ以外にも様々な種類の広葉樹が色づき始める季節の境目。そんな季節の変化を感じに森の中で感じてみるのも面白いかもしれません。

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