【1月の見どころ】 スーパームーン・ブルームーン・皆既月食

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月の現象のオンパレード

前回は2015年にあった月の現象たち。月が地球に近づいて大きく見えるスーパームーンや1か月に2回目の満月であるブルームーン、地球の影に隠れて月が欠けていくように見える皆既月食。前回は天気にも恵まれ、そのすべてを観察することができました、今回はどうなるでしょうか。それらがまたやってきます。

一番初めはスーパームーン。

1月2日。2018年の満月の中で最も大きく見える月が昇ってきます。今回は、色々と調べてみると、月の出時刻が日の入り後となっているため、摩周第1展望台から月の出を見ることができれば、残照の中、対岸の摩周岳の上からスーパームーンが昇ってくる様子を見ることができるはずです。

次はブルームーン。


1月31日には1か月で2度目の満月ブルームーンが昇ってきます。特段青く見えるわけではありませんが、ブルームーンを見ると幸せが訪れるなんて言われてもいるようです。ブルームーンも摩周第1展望台から見ると、摩周岳の上から昇ってくるようですが、日の入り時刻が遅くなってきているため、日の入り前に月は昇ってきます。

そのまま、皆既月食へ


昇ってきたブルームーンをそのまま見ていると、21時前ごろから月が欠けていきます。今回の皆既月食は皆既時間が長いので、十分に皆既月食を観察することができそうですね。

前回の皆既月食で気づいたことは、明るい満月が欠けていくため、月が欠けていくのと同時に星の光が見えるようになっていきます。晴れてさえいれば、皆既中は満天の星の中に月を見ることができます。

月の現象なら、街明かりが明るい場所でも見ることができると思います。晴れていたら、ぜひ夜空を見上げてみたい1月ですね。

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