【阿寒摩周国立公園】地形:屈斜路カルデラ

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摩周・屈斜路エリアに足を踏み入れる場合、屈斜路カルデラという言葉は外してはいけないキーワードになります。火山が噴火を振り返して形成されたカルデラで日本最大の大きさを誇っています。

カルデラは言い換えると大きなお椀のような形をしており、その底には日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖だけではなく、太古から続く火山活動から硫黄山や川湯温泉含めて山や森が形成されています。そして、湖や森は外輪山と呼ばれる山脈に取り囲まれています。

そのため、峠越えをしなければ訪れることができないエリアなのですが、唯一外輪山の南壁だけが欠けているため、釧路方面から北上してくると、峠を越えることなく、湖や温泉街にやってくることができます。

また、屈斜路カルデラは摩周カルデラと隣り合わせになっており、一部外輪山を共有している場所もあるため、両カルデラを含めると、様々な角度からカルデラを見下ろせるように展望台が整備されており、その雄大な景観を楽しむことができます。

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