【フリートーク】謹賀新年と事務所立ち上げからの2年半の振り返りとこれから

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明けましておめでとうございます。当事務所もまた新しい年を迎えることができました。一重にガイドに参加してくださる皆様や関係してくださる皆様のお陰です。この場を借りて御礼申し上げます。自然誌とは全く関係ありませんが、片瀬自然ガイド事務所の今までを振り返り、これからを綴っておこうと思います。

2018年7月にフリーランスの自然ガイドとして独立してから2年半ほどが経ちました。チームで仕事をしていたサラリーマン時代から1から10まですべて自分で仕事をしなければいけないということもあり、大きな仕事や私の理念に合わないと判断させていただいた仕事はお断りさせていただいたこともありました。同時に1人でできることの限界も実感することがありました。

しかし、ガイドに至っては少人数での対応のみとさせていただいたことで、大人数をガイドさせていただいていた時よりも、案内させていただく側としてのやりがいをより感じることができるようになりました。大人数の時は1人頭の参加料を抑えることができましたが、話が聞こえなかったり、ガイドから参加者全員の顔が見えなくなってしまったり、団体での申し込みの場合、参加したくないのに参加しなければならないという状態が出てしまうなど弊害もあったからです。

日々様々なことを考えながら、すべて手探りで進んでいるため、ご迷惑をかけてしまったこともありました。しかし、自分でいうのも変ですが1つ1つ真髄に向き合いながら仕事をさせていただいているお陰か、取扱高は決して高くはないものの、3期目の昨年に至ってはコロナでの助成金もあり、売り上げは1期ずつ増えてきています。

そして、助成金もなくなりコロナによる影響がこれから出てくるであろうタイミングで迎えた4期目が始まる今日。コロナが落ち着くということ自体がいつになるかも分からず、Go Toという政策に旅行が大きく左右される昨今、今までと変わらず自分にできることをただ粛々と実施していくしかないと思っています。

そこで今年は、今まで通り精一杯ガイドは続けさせていただきますが、ガイドの傍ら撮影し続けている自然写真の数々にもう少し日の目を見せてあげたいと思っています。そこでまずは、写真を使ったグッズを販売していこうと考えました。すでにクリアファイルなどの準備はできており、年末年始休みが明けたら、少しずつ販売を開始していきます。

私とのつながりをきっかけに、少しでも多くの方が自然とふれあう機会を増やしていただけたら、という想いを胸に今年も邁進していきますので、至らない点は多々あると思いますが、これからも応援の程よろしくお願いいたします。

2021年1月1日 晴天が気持ちのいい屈斜路湖にて 片瀬 志誠

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