毎年12月上旬はまだ根雪になっていないことが多く、雪が一晩、一日降り続けると、外が一気に雪景色へと変化します。初冬の雪は真冬の雪に比べると湿っていて重く、葉を落とした木々の枝に降り積もります。すると、樹氷のような景色が辺り一面に広がります。
つつじヶ原自然探勝路は真冬になると散策路がどこにあるのか分からなくなってしまうため、歩くことができませんが、雪が少ない時はまだ歩くことができます。その散策路上では、背の低いイソツツジ・ハイマツ帯周辺では、周囲を取り囲んでいる針葉樹広葉樹両方見ることができ、積雪したばかりだと、緑白茶色のとてもまぶしいコントラストを楽しむことができます。
空が晴れて、雲が引いてくれれば、その先には一足先に雪化粧していた斜里岳がボクたちを見下ろしてくれています。積雪が多くなると、つつじヶ原自然探勝路を歩くことができなくなってしまうので、夏とは違った静かな雰囲気を味わいに歩きに出かけてみるのもいいのかもしれません。
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