農地では基本的に木がほとんど生えていないため、遠くまで見渡すことができるのがいいところです。国有地、私有地関係なく国立公園として登録されていますが、阿寒摩周国立公園内の屈斜路カルデラ内部でも農地は広がっています。
雪原に様変わりする農地では、冬に農道などを走っていると、ただただ大雪原が左右に広がるため、初めてその様子を見る方にとっては何の場所なのだろうと思うのも当然です。
そんな雪原では、日の出や日の入りの際、オレンジ色に輝く太陽の光を反射して、全体がオレンジ色に輝くのも見ごたえがあります。また気温が低い道東では、雪も結晶のまま降ってくるため、斜めに差し込む光を結晶が反射して、雪面がキラキラと輝きます。
ダイヤモンドダストや粉雪が舞っていれば、サンピラーや幻日が見られることもあり、色の無い日中とは違う朝夕だけの景色を楽しむことができます。
太陽が見えているということは雲も少なく放射冷却で翌朝に向けて気温が一気に下がり始める時間でもあるので、防寒対策はしっかりと夕陽を見に出かけてみるのもいいですよね。
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