【阿寒摩周国立公園】ボッケ・第2硫黄山

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屈斜路カルデラ内部にはアトサヌプリカルデラという小さなカルデラがありますが、その中央部には山の中の沼であるキムントーの他にも、ボッケと第2硫黄山と呼ばれる火山の影響を受けた場所が存在します。古い看板はあるものの少し分かりづらいのですが、少しだけご紹介したいと思います。

国道391号から池の湯林道と呼ばれる林道に入っていきます。砂利道を20分ほど走っていくと、右手に第2硫黄山と書かれた看板があるので、その近くに車を駐車し歩き始めます。

林を抜けると、火山の影響で植物が生えていない場所があります。

観光地である硫黄山ほどではないものの、近づくと硫黄を踏んだガスが噴気している様子を観察することができます。

足元は地熱で熱いので足元には十分注意しましょう。

見学後は車を駐車した場所まで戻ってきて、第2硫黄山とは反対方向へ歩いていきます。こちらはさらに分かりづらいですが、少し林を抜けた先に植物が生えていない場所があります。

こちらも噴気が出ているのですが、まるで干からびた地面のような姿のボッケを見学することができます。春先の雪が無くなった直後に訪れると沼のようになったボッケが現れ、噴気からボコボコとまるで地面水を沸騰させているかのような景色を見ることができます。

ボッケも第2硫黄山も看板はあれど、整備された観光地ではないため、とても分かりづらいです。訪問される際は場所を知っている方と行かれるのをおススメします。またヒグマも動き回る森の中です。ヒグマ対策を行った上で訪れるようにしましょう。

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