コーン畑での収穫も終わり11月に入ると、跡地では枯れた茎の残りが、カラマツの黄葉と相まって後は冬を待つだけという風景が広がります。そんなどこか寂しい景色の中でも収穫時にこぼれたコーンをついばんでいる白い影があります。タンチョウです。
のそのそと歩きながらコーンをついばんでいますが、その畑の奥では、コーン畑を整地しているのか、枯れた茎などを畑にすきこんでいるのか、農家さんの動かすトラクターが普通に動いています。
タンチョウもトラクターを動かす農家さんもお互いを気にすることなく、自分たちのやることをやっている風景が見られることがあります。弟子屈町内ではまだそこまでタンチョウが多くないのですが、鶴居村周辺では車窓の景色を眺めていると畑の中に佇むタンチョウの姿を目にすることも多いです。
車通りの多い国道などでは、なかなか車を路肩に寄せて止まることはできませんが、農家さんやそのほかの車の迷惑にならないようにして、タンチョウのいる農村風景を鑑賞してみるのもいいですよね。
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