【自然散策のススメ】興味がある範囲を広げていくこと

私たちは学者ではないので、ある特定の分野を深く掘り下げていくことは極めて困難です。もちろん深く掘り下げることができた方も中にはいらっしゃいますが、せっかく自然散策をしに行くのであれば、1つのジャンルにこだわらずに、様々な対象に目を向けてみることが大事なのではないかと思っています。

動物や野鳥、昆虫、魚、樹木、野の花、キノコ、シダ、コケ、爬虫類、両生類などそのどれもが沼のように深く入り込んでいくことができる自然の対象たちです。しかし私自身が特定のジャンルに固執していないのもありますが、そのどれもが互いに何かしらの関係性を保ちながら存在していることを発見していくのが、楽しいのです。

そう感じることができないと、ゴミ捨てや資源の乱獲など環境問題が必ず浮上してきてしまい、せっかく自然の中で過ごしていているのに、その自然環境を自ら破壊してしまうことに繋がってしまいます。もちろん人が生きている以上必ず破壊は起こるわけだけれど、共に生きていこうという感覚が大事なのだと思っています。

その気持ちを抱くためにも、ある特定の資源にだけ目を向けるのではなく、自然の中で見られる様々な動植物たちに興味を抱き、その範囲を広げていくことが大事なのではないか、そう思えるのです。

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